株式会社東京スポーツ新聞社

東スポならではの速報力と使いやすさを追求し、現場とユーザーの声に応える総合競馬情報へ

東スポならではの速報力と使いやすさを追求し、現場とユーザーの声に応える総合競馬情報へ

東京スポーツ新聞が提供する競馬ウェブ情報サービス
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ROLE

プランニング / アートディレクション / UI/UXデザイン / ライティング / コーディング

RELEASE

2023年9月

東京スポーツ新聞(東スポ)が運営する競馬専門のウェブ情報サービスのリニューアル。スタート後数年経ち、有料会員数の増加や、よりスピーディーな記事更新に対応するUIデザインや設計が求められました。東スポ競馬の強みである「良質な記事の多さ」を活かしつつ、有料サービスの主力である新聞PDFへの導線を印象的にする形でリニューアル。全体の構成や導線を整理し、ネックであったレース表示の最適化や、誘導性を高める作りを提案。サービス提供側主体ではなく、ユーザーの便利性に寄り添った画面づくりを心がけました。限られたリソースの中で日々進化するウェブサイトを実現するために「ラボ型開発」で制作にあたっていることも特徴です。

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CLIENT BRIEF

  • ユーザーにとって使いやすいウェブサイト
  • 東スポという媒体の知名度に対しアクセス数・有料サービス入会数が伸びない状況からの脱却
  • 現場の要望やユーザー動向を即座に反映できるシステム改修

Helix Creative PROPOSAL

  • 東スポの強みである「良質な記事」を最大限活かせるUIや動線計画
  • スピードや分かりやすさが重視される情報、特にレース表示の最適化
  • 現場やユーザーの動向を常に反映しメディアとして常に成長し続けるために「ラボ型開発」を導入

ラボ型開発

運営に寄り添い、どんどん改良しながら育てるメディア

「新聞社が運営する情報サイト」というメディアミックス的な性格、そして「競馬情報サイト」という運営の現場/ユーザーの動向を常に反映させる柔軟性、両者を鑑みて本プロジェクトは<ラボ型開発>契約を選択しました。特定の要件とそれに対する施策単位で制作するのではなく、長期的に専用チームを組み開発環境と工数を確保するラボ型開発により、現場とユーザーが求める仕様の追加/変更に柔軟な対応が可能になりました。同時にラボ型開発には優先順位や費用対効果の管理など高度なマネージメント能力が要求されます。ヘリックは他案件で培ったノウハウを惜しみなくつぎ込み、クライアントのストレスと最小限に保ちながら「常に育ち続ける現在進行形のメディア」の運営を支えています。

新聞の後追いから、独自のメディアへ

無料会員の居心地を担保しつつ、有料サービスのコンテンツを充実させその動線を効果的に配置することで有料会員化を促すUI/UXとしています。現地のパドックの状況を熟練の記者がリアルタイムでリポートする「パドック診断」など、即時性のあるウェブメディアならではの記事を有料コンテンツとして提案し実装しました。これらは現場の記者が更新しやすいシステム構築ができてこそ実現するアイデアであり、個々の提案ごとに予算や責任論に縛られることのないラボ型開発の真骨頂です。こうして当初の新聞の後追いから脱却し、ウェブならではの独自メディアとして成長を日々続けています。

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