慶應義塾大学理工学部

脳波でアバターを操る新競技BrainPic。
慶應大学牛場研究室のBMI技術が実現する未来

脳波でアバターを操る新競技BrainPic。 慶應大学牛場研究室のBMI技術が実現する未来

慶應大学牛場研が主催するマンマシーンインターフェースの実証実験イベント
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ROLE

イベント企画・運営 / アートディレクション / UIデザイン / 技術支援・記録 / 動画及びスチール撮影・編集 / 音楽制作

RELEASE

2024年2月

慶應大学理工学部牛場潤一研究室が主導するマンマシンインターフェイス“BMI”の実証実験イベントの総合プロデュースと記録映像制作。脳活動に応じて機器やアバターなどを操作する技術であるBMI技術を使い、幅広い一般の方や障害のある方が「脳波で念じる」ことでゲームのアバターを動かし、タイムや操作を競い合うイベント「BrainPic」の開催にあたり、その企画演出と技術支援、運営進行、記録映像の制作をいたしました。競技参加の対象者が海外出身の方やパラアスリートだったため、制作全体にその配慮も求められました。

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CLIENT BRIEF

  • プログラムの企画や来場者への演出、会場構成など、トータルで「見せ方」を工夫したい
  • イベント/映像作品ともに海外の研究者や学生、パラアスリートを対象としているため、言語や会場アテンドなど細やかな対応
  • 以降の開発やプロモーションのための記録映像制作

Helix Creative PROPOSAL

  • 記録映像制作・会場演出が一体となった「映像/演出ステム/音楽」の提案
  • 研究や技術開発で求められる「正確さ/厳密さ」とイベントとしての「分かりやすさ/楽しさ」のバランス
  • 上記に付随するUIや会場構成、案内を含めたアートディレクション

「正確さ/厳密さ」と「分かりやすさ/楽しさ」のバランス

今回の制作対象である「イベント開催」と「記録映像制作」。理工学部の研究の実証実験であるため、当然正確さや厳密が求められました。同時に今回のイベント「Brainpic」は、その技術を世に広め研究や支援の輪を広げたいというPR的な側面と、参加者に楽しんでもらうというゲームイベント的な側面も要求されました。そのため、まず根幹となるBMI技術とその実証方法を徹底的に学び、その学問的性格を損なわずに分かりやすく楽しく参加するための演出を検討しました。さらに「イベント」と「記録映像」相互に共通性を持たせるため、UI/会場構成/音楽を含む演出全てを同システムで構成し、今プロジェクト専用に制作することで体験の質を担保しました。

グローバル、パラ対応のUI/会場演出

Brainpic2024の参加者が海外留学生やパラアスリートということもあり、制作すべての段階においてにきめ細やかな対応が求められました。言語やUIだけでなく会場の構成や参加者への配布物、名札などの小物、ケータリング、事前/本番あるいは事後のコミュニケーションなど、すべての項目において課題点を洗い出し、解決方法を主催者である研究室と共有することでイベントを成功裏に終えることができました。“本来難解である技術を、ユーザーフレンドリーなインターフェースで社会の役に立てたい”という牛場潤一研究室の理念を、支援者であるヘリックスも体現することとなりました。

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